リゾートヴィラ管理組合・その1
"良いヴィラづくり"にはハード・ソフト両面からのサポートが欠かせません。
リゾートヴィラにも管理組合があることをご存知でしょうか。
平成13年施行の「マンション管理の適正化の推進に関する法律」により誕生したのがこの「リゾートヴィラ管理組合」です。東急不動産が管理者、オーナー様が組合員となる形式で運営されているのが特徴です。タウン内には建物ごとやエリアごとに分けられた大小32の組合が存在し、各組合は定期総会で決定された年間計画によって運営されています。
タウンセンターでは戸建て別荘をはじめ、タウン内全体を広く管理していますが、その中でもリゾートヴィラ管理組合ではヴィラに特化した管理業務を担当しており、事務・現業合わせて10名のスタッフが専従しています。それぞれのライフスタイルをお持ちのオーナー様のご意見やご要望を取りまとめ、良好な住環境をご提供できるように努めています。オーナー様が滞在されていない期間も防火・防犯のための巡回点検、清掃作業、高冷地ならではの水道管理、景観を保ちながらの緑地管理などといった管理業務を常時行っています。この日々の業務の積み重ねにより、いつでも万全な態勢でオーナー様をお迎えすることが出来ます。
日頃の点検の中から建物の細かな傷みを早期発見し、修繕する営繕業務も重要な一つです。工事はオーナー様のご滞在の比較的少ない平日や冬季などのオフシーズンに計画し、ご迷惑にならないように行う工夫をしています。小さな傷みは即刻修繕を行いますが、スタッフの判断だけでは修繕を行えない激しい傷みはオーナー様と協議ののち、計画を立案し施工していきます。
昭和57年に誕生したリゾートヴィラでの近年一番の課題は、築年数が経過し老朽化し始めた建物の修繕工事です。建物をメンテナンスし、長持ちさせることも目的ですが、それだけではなく、安心して暮らしていただくための安全性の確保や、新しい設備に変えていくことで居住性・機能性を向上させる上でも重要な意味を持っています。建物の見映えもよくなり、最終的にはオーナー様の資産価値をも向上させることのできる大規模修繕工事ですが、工事費用の積立て、居住者の皆様へのご説明など準備期間が長く必要とされる長期計画となります。このように、大規模修繕工事はオーナー様の多大なるご協力を必要とする大切な特別事業ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。
管理組合の定期総会は例年5~6月に各組合ごと順次行われており、組合の事業報告、会計報告や予算承認、今後の事業計画を決定し、更に秋から冬にかけては臨時・棟総会、大規模修繕工事の計画や各種説明会の開催など、皆様に快適な蓼科ライフをお過ごしいただくための大切な事柄を決定しています。組合員様には通知をお送りしていますので、ぜひご出席ください。