蓼科の今

森のエメラルド ヒカリゴケ

2016.11.12


こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は2℃、天候は晴れとなっております。先日の雪で、国道299号線は例年より早く冬季通行止めとなりました。お越しの際は道路情報にご注意ください。

八ヶ岳には500種類近くの苔があることは以前こちら

 ブログ 蓼科の今 

で紹介しましたが、その中でも「ヒカリゴケ」(ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属)は洞窟のような暗いところでエメラルド色に光るめずらしい苔です。
今回は蓼科周辺で見られるヒカリゴケスポットをご紹介しましょう。


1.161101ヒカリゴケ.JPG        茅野市豊平にある唐沢鉱泉の裏手、「渋温泉・八方台」へ向かう登山道の脇、石の隙間にヒカリゴケがあります。

唐沢鉱泉WEBページ


2.101003白駒池.JPG        白駒池のほとりにある白駒荘の床下でも見ることができます。

白駒荘WEBページ


3.130727北八ヶ岳.JPG        麦草峠から高見石へ向かう登山道の途中の、石の隙間でヒカリゴケが見られます。


4-1.161101.JPG        

4-2.161101観音平.JPG        山梨県北杜市、南八ヶ岳への登山口である観音平の駐車場から小淵沢方面へ向かう登山道の脇にヒカリゴケがあります。


5-1.161101古墳ヒカリゴケ.JPG          5-2.161101岡谷古墳.JPG        紅葉スポットとして知られる岡谷市出早公園の近くにある唐櫃石古墳では、石室の中にヒカリゴケがあります。日光が差し込む昼過ぎがおすすめです。

ヒカリゴケは自ら光るのではなく、葉緑素が入った細胞がレンズの形をしており、わずかな光を集めて反射しているとのことです。
環境の変化に敏感ですぐ枯死してしまいますので、見学の際は十分注意しましょう。

ここでご紹介した以外にも、八ヶ岳周辺にはヒカリゴケが見られる所がたくさんあります。登山の際、穴があったらのぞいてみませんか。



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