蓼科の今

寒中の寒波続く・・・横谷渓谷の氷瀑へ歩いてみました

2018.01.31

お寒うございます。本日の蓼科は、朝9時マイナス6度、12時でプラス0.3度。寒中の更に寒波の影響で空気が冷たく感じますが、空は晴天です。
蓼科ホテル前道路は、雪が融けずに残っています。タウン内ところどころ圧雪の雪道なので、道路状況はタウンセンターまでお問い合わせください。

②ホテル道路.jpg

さて、最強寒波が襲来とか居据わったとか、身震いする陽気がまだまだ2月も続く予報ですが、ここは信州、寒いなら寒いなりに楽しめるものは?・・・スキー!とかスノーシューハイク!とかですが・・・一度は見てみたいと、先日、横谷渓谷(よこやけいこく)の氷瀑を見にぽくぽく遊歩してきました。天気良い日でしたから。
でも、歩きはじめ横谷峡入口駐車場でマイナス3度、10時前だったかな・・・防寒の服装はしっかりと。

③氷瀑看板.jpg

タイトルの写真は、横谷温泉旅館の手前の乙女滝。
おぉ、とてもキレイ!・・・期待以上です。寒さ忘れて感動しました。・・・写真パチパチ。

④乙女氷瀑.jpg

乙女滝は、堰(せぎ:用水路)にある滝。
「世界かんがい施設遺産」に登録された大河原堰(おおかわらせぎ)の水路の一箇所で、このあたりの話は茅野の偉人「坂本養川」でお勉強してください。

とても感動したので、もうここで帰ってもいいか、とも思いつつ・・・さらに好奇心もって歩みます。横谷温泉旅館から先が遊歩道・・・雪道でした。

旅館の近くには人工的に氷の滝が作られていて、小さい子供連れの若夫婦が写真撮ってたので、ご家族一緒にどうぞ、とスマホカメラのシャッター押してあげました。
(バッテリー切れで1枚しか撮れなかったのは残念・・・私のせいではありません)

⑤-1雪道1.jpg  ⑤-2霧降滝.jpg

神秘的な真冬の滝の景観に写真愛好家の熱がはいります・・・。
平日だったので静かな雰囲気でした。

⑥雪道と氷床.jpg

たくさんの人が歩いた踏み跡が圧雪になっていたので雪道を歩くには楽でした。
でも、雪の下(足元のズリっと黒いところ)の地面は厚く凍りついた氷床で、表層の雪がとけ始めたらツルツルに滑ることでしょう。・・・アイゼンが必要ですか・・・?

⑦-1ハイカー1.jpg  ⑦-2屏風氷瀑1.jpg

そうです、すれ違う遊歩ハイカーは両手にストック持って、足元はしっかりアイゼンつけているのでした・・・。
でも長靴ハイクのおじさんもいたから平気です。・・・道々は雪の渓谷風景。

そしてここが見どころ、屏風岩氷瀑です。
右上写真の長靴ハイクおじさんと比べてスケールの大きさがわかりますでしょうか。
実際は写真では表現できない圧倒感でした。
氷の滝が山の上から、あるいは渓谷沿いに続いて・・・アイスブルーがなんとも神秘的な。

⑧屏風岩氷瀑2.jpg

うん、満足!・・・と、ここで戻れば良いのですが・・・もう少し行けば王滝に行ける、っと思ってしまいました。
でも、屏風岩氷瀑から先の遊歩道は登り道で、踏み跡もぐっと減っているような。

⑨-1雪道2.jpg  ⑨-2雪道3.jpg

「 落石危険」って・・・こんなの転がってきたら危険じゃん!と少しビビりました。
そして、王滝展望台。

⑩-1王滝展望台.jpg  ⑩-2王滝.jpg

あらためて思いましたが、いくら厳寒の氷瀑といえども、「滝」そのものは凍らないのですね。渓谷の水はごうごうと流れています。
氷瀑とは、渓谷の崖の湧水が凍り、そしてまた凍り、滝の飛沫が凍り、そしてまた凍って、氷の滝に・・・まるで渓谷の流れが時間を止めたような姿に変わるのですねぇ。
勉強になりました。

寒いなら寒いほどに魅力的な景観・・・どうでしょうか。

一度は見てみたかった風景なので、氷瀑を堪能したぽくぽく遊歩の一日(半日・・・)でした。

本日の担当は・・・雪道は長靴かトレッキングシューズか迷い、駐車場の雪の中を歩きまわってトレッキングシューズに決めた 田中でした。
(服装の下は会社の防寒作業パンツで・・・)

⑪長靴・靴.jpg


 

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