諏訪湖の御神渡り（おみわたり）その２・・・上座（あがりまし）：上諏訪から下諏訪へ

お寒うございます。本日の蓼科は、朝9時マイナス9.6度、12時でマイナス1度。強い寒波の影響で北陸地方では記録的な大雪で警戒が続いていますが、蓼科は幸いなことにとても低温ながら晴天です。
ただ、タウン内には積雪あり、道のところどころに氷結ありなので、道路状況はタウンセンターまでお問い合わせください。

さて、諏訪湖が全面結氷して５シーズンぶりに現れた御神渡り（おみわたり）。
このブログでも御神渡りの姿を紹介してます。
2月5日に八剱（やつるぎ）神社による神事（拝観式）が行われて正式に御神渡りと認定されました。

　 諏訪湖の御神渡（おみわたり）　蓼科の今（2018.2.4）

御神渡りは、諏訪大社の神様が湖を渡った行跡との伝説で、上社側（南側）の端を神様が湖に降り立つ場所＝下座（くだりまし）といい、下社側（北側）の端を神様が湖から陸に上がる場所＝上座（あがりまし）といいます。
先日のブログ紹介（2/4）は下座（くだりまし）から続いた御神渡りが岸部に寄り付いたところ。（岡谷市湊小学校付近）
一之御神渡り、二之御神渡り、佐久之御神渡り・・・と、御神渡りの詳しいことはこちらへどうぞ。

　 諏訪湖の御神渡り（諏訪市博物館データライブラリー）

そこで・・・いざ、御神渡りを見に諏訪湖へ行く！・・・今回は上座（あがりまし）を見に、JR上諏訪駅からぽくぽく歩いてみました。

まずは、上諏訪駅の隣の観光案内所へ。
「御神渡りですね？」とおねえさんが諏訪湖マップにペンで印をつけて、お得情報つきで見どころを案内してくれました・・・ふんふんなるほど。

2018年御神渡りの拝観ポイントは、下諏訪町の赤砂崎公園。　
歩く途中には「佐久之御神渡り（さくのおみわたり）」も見られるとのこと。

  　マップはこちら→ 諏訪湖周辺マップ（メモ入り）.pdf

駅からは歩道の「青いタイル」を目印に諏訪湖へ向かいます。
左方向に進んで鉄道ガード下をくぐって、ホテル旅館街の脇を通って、そして湖岸通りの信号を渡ると、湖畔まで約10分・・・案外近い。
あとで良く見たら駅の右方向（歩道橋・ｴﾚﾍﾞｰﾀｰ経由）にも「青いタイル」があったので途中で合流するのでしょう。

全面結氷した湖面は雪をかぶって輝いて白く、そして広く・・・。

平日のこの日もウィーキングやジョギングする人が多かったです。日中とはいえ気温はとても低く、たぶんゼロ度C付近・・・防寒対策は必須です。

あの目玉みたいのが「釜穴（かまあな）」でしょうか・・・氷上への立入りは危険と書いてあります。

そこそこ歩いた頃、マップではセブンイレブン・焼き肉「南大門」の前、「佐久之御神渡り（さくのおみわたり）」・・・らしいところに到着。（観光用駐車場ありません）
御神渡りは遥か先の赤砂崎公園に続いているので・・・一之御神渡りの端かもしれない。目的地はまだ遠いかな。

さらに歩んで、諏訪湖博物館・赤彦記念館・・・ここは後で立寄ります。
お得な情報は、御神渡り出現を記念して2/5～10の期間、博物館・赤彦記念館が「本日入場無料」です。でわ、これを機会にシルバーメタルな外観の博物館に立寄ってみようと・・・後で。

お気に入りの「みずべ公園」では富士山を眺めます。タイトルの写真です。
さらに湖畔を歩き進んでボート競技場・下諏訪町艇庫の前をとおり・・・赤砂崎公園にやっと到着。
たくさんの人出があり賑やかです。

御神渡り・・・蓼科にきて３年目に初めて拝観しました。
良い！・・・自然の妙が素敵です。湖畔ぐるっと歩いてきた私には、また感動ひとしおです。
「昔はもっとすごかった。今年は寒いからもっと高くなるぞ」との声も聞こえました・・・さぁどうでしょう。

赤砂崎公園は、駐車場が広いので平日のこの日は混雑しているというほどではありませんでした。御神渡り拝観にクルマで出かけるには便利かと思います。

御神渡り上座（あがりまし）の拝観は、諏訪湖の３分の１近くを往復ウォーキング・・・あちこち立寄りながら上諏訪駅まで戻る歩程４時間でした。

強い寒波の影響で、ここしばらくは御神渡りの拝観ができるものと思います。
この機会に諏訪湖を訪れてみてはいかがでしょうか。

本日の担当は・・・じつは別の日に諏訪湖一周16Kmを歩いて疲れた　田中でした。

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