蓼科の今

国蝶 オオムラサキ

2018.07.23

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は22℃、天候は晴れとなっております。

最近タウン内でよく目撃されている「国蝶 オオムラサキ」ですが、山梨県北杜市に国内最大の生息地があることはご存知でしょうか。


1.180701オオムラサキセンター.JPG
オオムラサキ(チョウ目タテハチョウ科)は日本の国蝶で、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。山梨県北杜市長坂の「オオムラサキセンター」では、オオムラサキをはじめとした様々な生物について学べる施設が整備されています。

1-2.180701マップ.JPG


施設内にある生態観察施設「びばりうむ長坂」では、幼虫やサナギ、羽化したオオムラサキを観察することができます。

2.180701ビバリウム長坂.JPG
幼虫は、エノキやエゾエノキを食樹としています。角を揺らしながら進む様子が愛らしく、センターでは「むーちゃん」と呼んで親しまれています。

3.180701さなぎと幼虫.JPG
サナギは、昆虫などがその上に乗ると体を震わせ、まるで「早く下りて!」と懇願しているようです。


4.180701蝶.JPG
成蝶の寿命は約2週間ほど。優雅に空を舞う姿はとても美しいです。クヌギの樹液を求めて、チョウたちが集まっていました。


国蝶オオムラサキを見に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。夏はお子様向けの様々なイベントも企画されています。
なお、オオムラサキは山梨県や北杜市の条例で保護されていますので、採取はできません(罰則規定あり)。

 



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