蓼科の今

国立天文台野辺山特別公開2018

2018.08.19

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は15℃、天候は晴れとなっております。

長野県は標高が高く、美しい星空が見られ、多くの天文研究施設もあることから、『宇宙県』といわれています。八ヶ岳のふもと、野辺山高原には、日本の電波天文学の中心となっている国立天文台野辺山宇宙電波観測所があります。
その施設は年末年始を除きいつでも見学できますが、年に1回、普段は公開していない施設の中も見学することができます。

1.特別公開2018ポスター.jpg
内容は次の通りです。

8月25日(土)午前9時30分~16時(入場15時30分まで)
入場無料
特別講演11~12時、14~15時

国立天文台野辺山宇宙電波観測所
電話0267-98-4300

2.180819野辺山.jpg
敷地内には、当観測所のシンボルでもある「45m電波望遠鏡」をはじめ、「ミリ波干渉計」、「太陽電波強度偏波計」、「電波ヘリオグラフ」など、数多くの施設が設置されています。
これらの観測によって、銀河の中心に超巨大ブラックホールがあることを初めて観測するなど、数々の成果を上げています。

3.180819野辺山.jpg
ところが、財政難のため、来年6月以降は観測所が閉鎖され、施設は東京からの遠隔操作により運営されることになるおそれがあるそうです(2018年8月信濃毎日新聞記事より)。
特別公開も今回限りとなる可能性があることから、宇宙に関心のある方はぜひこの機会に足をお運びください。

 

 


以前の掲載ブログはこちら
高原の巨大望遠鏡~野辺山・臼田



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