蓼科の今

"縄文"の話題(その2) 

2018.12.14

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝10時30分の気温は0℃、天候は雪となっております。昨夜からの雪はタウンセンター周辺で約3センチ、茅野市内もうっすら積もっていました。ご来荘をご予定の方は冬の装備をご用意ください。

 

前回のブログでは、縄文に関するいろいろな企画展をご紹介しました。この他にも、いま、"縄文"、"JOMON"というキーワードで、様々な所で盛り上がっています。


【尖石遺跡】
1.尖石遺跡.jpg

茅野市豊平の、国特別史跡「尖石遺跡」では、現在も発掘が続けられています(冒頭写真」)。
今年は、縄文時代中期前半の貯蔵穴と考えられる2つの穴(直径140cm×深さ40cm、直径100cm×深さ」30cm)が発見されました。
その他にも、柱穴や土器片、黒曜石の石鏃(やじり)などが出土しています。


【縄文ガチャガチャ(カプセルトイ)】
2.縄文ガチャガチャ.jpg

茅野市尖石縄文考古館のミュージアムショップには、縄文ガチャガチャが並んでいます。値段は少し高めですが、中に入っているものを見ると、行くたびについ手が出てしまいます。
なお、Amazonなどのネット通販でも 購入することができます。

 エポック社
 キタンクラブ(コップのフチ子さんタイプ)


【縄文年賀状】
3.縄文年賀状.jpg

茅野市の「縄文プロジェクト」では、17種類のオリジナル縄文年賀状を公開しています。
文字や画像は、自由にアレンジすることができます。
すてきなデザインですので、ぜひご利用ください。

 茅野市縄文プロジェクト


【フリーペーパー「縄文ZINN」】
4.縄文ZINN.JPG

2015年に刊行されたフリーペーパー「縄文ZINN」は、縄文時代をテーマにした雑誌で、結構、こだわりのある内容です。
茅野市図書館、茅野市民館、尖石縄文考古館などで見ることができます。
バックナンバーは、ホームページに掲載されています。

 フリーペーパー「縄文ZINN」


【エゴマ】
5.エゴマ.jpg
縄文時代はドングリやクリなどの木の実を食用としていたことは知られていますが、エゴマも諏訪地方の縄文早期の遺跡から、その種実が検出されています。
エゴマは、人体に不可欠な必須脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含んでおり、近年、健康食として注目されています。


【北杜市考古資料館企画展】
6.北杜市考古資料館企画展ちらし.jpg

いま、山梨県の北杜市考古資料館では、企画展「縄文人が埋めたモノ」が開催されています(会期:2019年1月27日まで)。
同市に現存する縄文遺跡群も、文化庁の日本遺産「星降る中部高地縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」の認定を受けました。

 北杜市ホームページ


【花蒔公園のイルミネーション】
7.花蒔公園のイルミネーション.jpg

茅野駅から蓼科高原に上がる途中、ビーナスラインの右手にある花蒔公園では、夜になるとイルミネーションが点灯されています。
茅野市の国宝土偶2体(「縄文のビーナス」、「仮面の女神」)をかたどったイルミネーションは、高さが4mほどもある大きなもので、迫力があります。
2019年2月28日まで、午後5~10時の間に明かりがともります。
なお、近くには「仮面の女神」が出土した中原遺跡(中ッ原縄文公園)がありますが、今月から冬季閉鎖になっています。


我が家の庭で、今年、畑を耕していたところ、黒曜石(一部は人工的な加工痕あり)を見つけました。それからは、縄文時代をより身近に感じるようになりました。
"縄文"、"JOMON"ブームも、一過性のものではなく、長く続いてほしいものですね。

 

 

 



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