蓼科の今

白樺・青空・南風~

2019.06.25

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は13℃、天候は晴れとなっております。

高原の風景を代表する樹木「シラカンバ(シラカバ、白樺)」は、長野県、そして茅野市の木に指定されています。

1.190603白樺の葉.JPG
シラカンバは、亜寒帯から温帯に広く分布するカバノキ科カバノキ属の落葉樹です。葉は三角状広卵形で、周囲はのこぎりのようにギザギザとした形をしています。


2.190603白樺の幹.JPG
樹皮は白く、紙状に剥がれ、油分を含んでいることから、昔は松明の材料に使用されました。枝が落ちた痕には、黒いへの字型の模様が見えるのも特徴の一つでしょう。
また、樹液は甘味料キシリトールの原料になります。

3.190603白樺の花.JPG
春(タウン内では5月中・下旬頃)、シラカンバの花を見ることができます。雌雄同株で、雄花序は5cmほどの長さで下向きにつき、雌花序は上向きにつきます。
風にのって花粉を飛ばすため、花粉症の原因にもなっているそうです。

シラカンバは明るい所を好む陽樹で、新たに開けた環境で一斉に成長します。しかし、周りの樹木が生長すると枯れてしまいます。

秋には葉が黄色に色づくシラカンバ。東急リゾートタウン蓼科の中にも所々にありますので、じっくりと観てみてはいかがでしょうか。



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