蓼科の今

諏訪の文学公園(その2)多留姫文学自然の里 茅野市

2019.11.22

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時30分の気温は4℃、天候は曇りとなっております。昼頃には雨模様となる予報でした。

諏訪地方には、諏訪ゆかりの作家の文学碑や歌碑がたくさんあります。
今回は「多留姫文学自然の里」(茅野市玉川)をご紹介しましょう。


1.191101多留姫の滝.JPG

大泉山の南側斜面、柳川右岸は通称「多留姫山」と呼ばれ、多留姫神社や多留姫の滝を望む風光明媚な場所です。晴れた日には南アルプスを望むことができます。
1905年(明治35年)、多留姫山の中腹に道が開かれ、多留姫神苑として藤棚や紅葉など四季折々の景勝が楽しまれていました。しかし戦後は荒廃していたため、2005年(平成17年)に「多留姫文学自然の里」として整備されました。


2.191101芭蕉.JPG

この地が文学の里と呼ばれるのはなぜでしょうか。
江戸時代前期、武士や医師など知識階級の間で行われていた俳諧は、その後、寺子屋の師匠などによって町人に広まり、神社の祭礼に合わせて句会が催されていました。
多留姫山には、1842年(天保13年)の松尾芭蕉の句碑に始まり、明治、大正までに地元俳壇の師たちの句碑が20基建立されたことから、当時この地域で俳諧が非常に盛んだったことが伺えます。

「かれ枝に鳥(からす)のとまりけり 秋の暮(くれ)」


3.191101戴酒亭.JPG

自作の歌や俳句を投稿できる投句箱も用意されていますので、お越しの際は一句読んでみてはいかがでしょうか。


4.191101たるひめちゃん.jpg


茅野市ホームページ「多留姫文学自然の里」


 



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