蓼科の今

森林間伐~森を健やかに

2020.03.26

こんにちわ。本日の蓼科タウンの天気は晴れ。朝9時でプラス6度、12時でプラス13度。
日中の暖かさは春、な~んだけど朝晩はまだ零度前後に冷える、真冬の感じでしょうか。(凍結路で滑る、給湯管凍るなど・・・この時期、そういうこともまだある、という標高1300m超の山岳リゾートです)

さて、蓼科タウンでは、森林間伐計画(つつじ台・みずなら台)を実施し、概ね作業が完了しました。
長期的視点に立った森林育成のための管理事業です。皆さまには 『蓼科日和』 2019秋・冬号でご案内しています。

②間伐1.jpg

間伐事業は、東急不動産(株)と地域(茅野市・鹿山財産区)とが協働して、森林整備の補助金を活用して実施したものです。
昨年度に続いての事業で、冬場のタウンに伐採するチェーンソーの音が響いていました。(滞在のオーナーさまにはご迷惑おかけしました。)

作業現場では、伐採木を搬出する重機が活躍していました。
・切り倒したカラマツを重機で挟んでトラックに積む→・斜面をトラックで登る→・道路で待つトラックに再び重機で積み替える。

③間伐重機1.jpg

作業道路を走るトラックは(戦車のような)キャタピラ仕様・・・ゴトゴトとジグザグに斜面を登ります。ウィーンウィーンと重機でカラマツを積み替える作業は、うまいものだ、と見ていて感心。(男の子は重機が大好き)

下と上の重機(2台)、キャタピラ・トラック、運搬用トラックの4台を使用して、森の中を上へ下へと、この日は一人で一連の作業を(乗り換えて、乗り換えて)伐採木を搬出しているのでした。
間伐したカラマツは、主に建設用ベニア合板の原料に使用されると聞いています。

④伐採とクリ.jpg

間伐したカラマツの間には、広葉樹(クリだな)が残りました。

作業道路は、重機の通行に利用したもので、あくまで一時的な仮設の道なので作業終了後は封鎖し立ち入り禁止となります。
なお、一連の間伐作業で、荒れてしまった「みずならの小径」をいま整備しなおしていますので、ご了承ください。

⑤間伐2.jpg

森は、明るく、風通しも良く、整いました。
まだ線が細いカラマツが健やかに育ち根付くことを見守ります。

伐採して明るくなったといえば、トレッキングコースの展望台です。
東急トレッキングコースの起点:ハーヴェストクラブ蓼科本館の近くの展望台です。
蓼科山から八ヶ岳連山まで一望する広場にベンチを置いています。

⑥展望台.jpg

歩いてみませんか?トレッキングコースの展望台まで。
蓼科本館まで坂道をまず登りますけど。(笑)・・・(巡回バスに乗るって手があるか?)

⑦展望台Map.png

(あ~、展望台には名称ないので勝手に名づけちゃいましょうか・・・「鹿山の見晴台」、なんてね・・・いいね?)

蓼科タウンの森の話題でした。
「山高きがゆえに貴からず、木有るをもって貴しとなす。」

本日の担当は、田中(1号・本家)でした。


 

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