蓼科の今

災害伝承カード 第二弾のご紹介

2021.07.25

こんにちは。本日のタウンセンターブログ担当岩下です。今朝8時の気温は21℃、天候は晴れとなっております。

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長野県では過去の災害の記憶を後世に伝えるため「災害伝承カード」を作成しています。
2019年(令和元年)には第一弾として10種類が発行されました。
カードの表面には各地の災害に関連した写真を掲載し、災害の種類や要因、伝承形式を記号で記しています。
裏面は所在地や災害発生時期・周辺地形等の諸元、言い伝え・伝説などが取りまとめられています。

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今年(2021年)3月には、第二弾として、32種類のカードの配布が開始されました。
本年度中には、全77市町村のカードが完成する予定となっています。

3a.210725災害伝承カード 岡谷.jpg

3b.210715岡谷災害伝承之碑.jpg
諏訪地方では、これまでに岡谷市と下諏訪町のカードが作られています。
今年は、岡谷市で大きな被害を受けた、2006年(平成18年)7月豪雨災害から15年になります。
小田井沢川上流で発生した土石流は、船魂社の森を直撃したあと、南北に分かれ、北小路、南小路の住宅を押し潰しました。
カードに写っているシダレザクラは樹皮の多くをはぎ取られながらも樹勢を取り戻し、花を咲かせ災害復興の象徴となっています。

これらのカードで取り上げられている災害は全国どこでも起こり得るものです。
信州の旅の途中で現地にも足をお運びいただき、災害の記憶を思い起こしてみてはいかがでしょうか。

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