蓼科の今

秋の風景

2022.10.25

皆様こんにちは。

本日1025日、蓼科は現在5.4℃でございます。

気圧配置や寒気の流入など様々な要因はありましょうが...寒いっ!

今年は少々寒くなるのが早い印象でございます。

皆様もお越しになる際は、防寒対策をお忘れなきよう。

さて、そんな冬将軍がフライングしている蓼科ですが、

とは言え「秋」

良い季節です。

紅葉も進み標高の高い処から徐々に山の色が変わり始めております。

そんな蓼科の秋を見に行こうと、

先日のお休み、見事に秋晴れと重なり

久しぶりにイソイソと趣味のバイクでお散歩して参りました。

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紅葉見られるかなと思いながら走りつつ、

何となくフラフラ~と霧ヶ峰へ登ったのですが、

いやはや、途中の紅葉を消し飛ばすような風景♪

ご覧くださいませ、ススキが見ごろでございます!

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素晴らしい景色に感動です。

ご近所のお散歩コースではありますが、

この景色を気軽に見ることができるのは幸せだなぁ...と思う次第です。

ちなみに、この広大な景色を演出してくれるススキですが、

茅(かや)と呼ばれる有用植物の一種です。

IMG_2159r.jpg

茅という名称の植物は無く、同系統の有用植物の総称なのですが、

茅?はい、あの茅葺屋根の茅ですね。

古くから日本人の生活に密接にかかわってきた

大事な植物の一つであります。

言うなれば建築資材の一つですね。

東京の茅場町はこの建築資材である茅を扱う商人たちが

居を構えた土地である事からついた名前とか。

湿地帯であった中央区近辺は、いわゆる茅の群生地だった事も想像できますね。

雑学ついでにもう一つ。

ススキはケイ素を含む植物でございます。

ケイ素はガラスの原料。

非常に鋭く頑丈な茎や縁はこのケイ素によって作り上げられているわけ。

不用意に触ると軽く指先が切れたりするのでお気を付け下さい。

ケイ素の存在も知らなかったであろう昔から、

ススキなど茅が丈夫で建材に適する事を理解し、

文明として受け継いでいった人々の知恵に改めて感心させられます。

何はともあれ、

そんな人々の生活に密接に関わっていたススキの大平原、

見ごたえ抜群でございました♪

本日のブログは、この寒さでバイクどころではなくなって意気消沈している

グラマラスダイニング蓼科 兵藤でした。

(いや~、いい休日だった^^)

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