蓼科の今

高みへの渇望

2024.06.29

皆様こんにちは。
本日629日。
いよいよ梅雨の季節に入り蓼科は何となくグズついた空模様が続いておりますが、
そんな中で本日は晴れ。気温もお昼で23度といわゆる梅雨の合間の見事な行楽日和。

気球体験イベントもおかげさまで大盛況でございました。

DSC01590.JPG 20240629121511_page-0001 (1).jpg気球イベントは明日も開催予定です。
朝早いイベントですが、ぜひお越しくださいませ。

さて...。
おかげさまで大盛況の気球体験イベント
気球に乗って普段見る事の出来ない景色に触れるのもそうですが、
なんか高いところには登ってみたくなるのは人のサガというもの。

○○タワーや○○スカイテラスの展望台なんて聞くと、
行ってみないと損!なんて思ってしまいますよね。

高い場所に立たないと見る事の出来ない景色があるわけで、
人生においてもそう、人としての高いステージに辿り着いて初めて
見られる景色も変わるというもの...

う~む...未熟な自分にはまだ見えぬものがある...のでしょうなぁ...笑

北斗神社ライトアップ.JPG

で、こちら

いかがです?
ちょっと幻想的ですよね。

実はこちらは、ライトアップされた北斗神社の参道のお写真。

幻想的でございます。

遠目からは暗闇に赤い竜が天へ上る姿が浮かび上がっているかのよう...

去る518日の夜、何となくドライブをしていたところ見かけた光景
これは立ち寄らねば!!と慌ててUターンして伺ったところ、
ご近所の方々がお酒を片手に談笑しておられまして...
お話によると、日付は決まってないがたまにこのようなライトアップをしているのだとか...。

そのゆる~い感じがまた良い♪

その日はしばし談笑の輪に加わって、そのまま帰ってきたのですが...
...はて?
そもそもあんなところに神社?あったっけ??

と、歴史好き、文化好きの血がもやもやうずうず......。

というわけで、改めて行ってまいりました。

茅野諏訪地域と言えば諏訪大社
やはり諏訪大社の存在感、迫力、知名度というのは計り知れないものですが、
実はそんな諏訪大社 上社本宮の参道手前にひっそりと小さな祠がございます。

thumbnail_82A0DF5E-C318-4FD9-B8A3-6CD2942496F0.jpg

その名も北斗神社。
聞けば天御中主神(あめのみなかぬしのみこと)がご祭神

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健康長寿の神社だよ!と陽気に教えて頂いたわけですが、
う~む...この階段...200段ですと?!
急こう配、蹴上がり30㎝、160m、で、200段?
ここ登れたらそもそも健康だろ!
と、内心毒づきながら(失礼)、登ってまいりました!

ええ、登ってまいりましたとも!

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祠へ続く参道の迫力に比べ実にひっそりとした佇まい
参拝者の健康を試す(!?)ド迫力の階段を登り切った眼下には
茅野と諏訪の町並みが広がります。

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天御中主神は宇宙の中心を統べる神様、
中心、すなわち北極星を神格化したものともいわれております。

なるほど、目線の先には北の空が広がり、確かに北極星や北斗七星が望める立地。

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健康長寿のご利益は戦時中出征する兵隊さんのご家族が無事に帰ることを願い
多く参拝されたという背景があったとか...。

ふふふ...と笑い始めた膝に苦笑しつつ、創建時から戦時中、そして現代に至るまで、
地元の人々の心の拠り所としてこんな風にひっそりと寄り添っていたのかな...と、
ちょっと感慨深く、200段の階段を恐る恐る降りてきた、そんな休日でございました。

本日のブログは、200段を登らなければ見られない景色を見て、
ほんの少しだけ人としての高みへの階段も登ったかな?
と自己満足に浸る兵藤がお送り致しました。

ちなみに本日、北斗神社参拝から3日目、
当日含み笑いだった足の筋肉が現在は大爆笑しております...。
(あぁぁ...足が言うことを聞かないぃ......)

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