蓼科の今

信州のご当地ソング

2024.10.18

こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は17℃、天候は曇りとなっております。

信州の豊かな自然は人々を魅了し、多くの名曲を生み出してきました。
今回は信州の代表的なご当地ソングをご紹介しましょう。

【千曲川】 1975年
1a.千曲川(万葉橋).JPG

作詞:山口洋子 作曲:猪俣公章 歌:五木ひろし (以下敬称略)
 歌詞は、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」に感銘を受け書かれたものだそうです。
 戸倉上山田温泉・万葉公園内の、千曲川を望む一角に歌碑が建立されています。
 
 
 
【北国の春】 1977年
2a.タウンシラカバ.JPG

作詞:いで はく 作曲:遠藤 実 歌:千 昌夫
 歌詞は、南佐久郡南牧村出身の、いで はく(井出博正)が、ふるさと信州を思い描いて書いたそうです。
 南牧村海尻の国道141号脇に歌碑があります。
 
 
 
【あずさ2号・コスモス街道】 いずれも1977年
3a.183系あずさ.JPG

いずれも、作詞:竜 真知子 作曲:都倉俊一 歌:狩人
 「あずさ2号」を作詞した竜は、大糸線で青木湖方面へ向かうイメージを思い浮かべたそうです。
 2024年10月現在、新宿駅を"8時ちょうど"に発車するあずさは5号です。茅野駅には10:06着となっております。
 車両の写真は、この曲が発表された当時のあずさ・国鉄183系です(鉄道博物館で撮影)。
 
 「コスモス街道」は、佐久市内山地区の全長9kmにわたる国道254号(コスモス街道)と、避暑地の軽井沢のイメージを併せて作られています。
 軽井沢町追分("越後へ行く北の道(北国街道)"と、"木曽まで行く中山道"の分岐)の国道18号旧道に、手作り感あふれる歌碑があります。
 
 
 
【高遠 さくら路(さくらみち)】 2019年
4b.高遠サクラ.JPG

作詞:伊藤 薫 作曲:弦 哲也 歌:水森かおり
 歌詞は、桜の名所、伊那市の高遠が舞台となっています。
 この曲が縁となって、水森は伊那市観光大使を委嘱されました。
 水森かおりは"ご当地ソングの女王"と呼ばれており、他にも「野尻湖ひとり」、「天竜峡」、「大糸線」、「信濃路恋歌」、「霧の碓井峠」を歌っています。
 写真は、タカトウコヒガンザクラです。
 
 
 
【あざみの歌】 1951年
5a.八島ヶ原アザミ.JPG

作詞:横井 弘 作曲:八洲秀章 歌:伊藤久男
 横井 弘は、戦後しばらく下諏訪町に滞在し、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原でこの詞を作りました。
 八島ヶ原湿原であざみに似た花としては、ノアザミ、ノハラアザミ、ヤツタカネアザミ、タムラソウなどがあります。横井はどの花を見て詞を書いたのでしょうか。
 八島ヶ原湿原に歌碑があります。
 
 
 
【蓼科旅情】 1974年
6a.女神湖.JPG

作詞:瀬齋正峰 作曲:中山大三郎 歌:野路由紀子
 「朝霧煙る 蓼科は 女神の甘い ためいきか・・・」と始まる、ロマンチックな歌です。
 女神湖畔の女神湖センター入口に、女神像と並んで「蓼科旅情」の歌碑があります。
 女神像の台座には、蓼科を愛したアララギ派の歌人、伊藤左千夫の「信濃には八十の群山ありといへど女乃神山の蓼科われは」の歌が刻まれています。
 
 
 
 最近は YouTube などの動画配信サービスを利用すれば、懐かしい曲をいつでも聞くことができるようになりました。
 信州のご当地ソングは50曲近くあります。秋の夜長に、ぜひお聴きになってみてください。

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