蓼科の今

どっち向き?

2024.11.11

皆様こんにちは

秋が行ったり来たりしながら、ふと夏の名残がその名の通り名残惜しげに顔を覗かせる

そんな何とも過ごしにくい今日この頃

蓼科も例年からすると圧倒的に暖かい日が多いのですが、

とは言えそこは標高1,000mを超える蓼科、

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朝晩の気温の下がり方は慄くばかり。

先日はついにマイナス気温を刻んだりとなかなかに侮れない蓼科でございます。

いやぁ...身体がキツイ...。

本当に冬に向かうのであれば真直ぐ向かっていただきたいと思うのですが、

さて、向かうといえば

北向観音

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ん~...ちょっと強引ですな苦笑

松茸ツアーの話題を以前出させて頂きましたが、そのツアーの中で立ち寄りましたのが

別所温泉にあるコチラ、北向観音

何せ名前からして「北向」なんて興味をそそるフレーズ

何で北向き??調べたくなりますよね。

はい、調べてみました♪

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天台宗の寺院である北向観音。

平安時代の825年に円仁(慈覚大師)によって開創されたとのこと、

おお?円仁?

天台宗の創始者最澄さんや真言宗を開いた空海さんと共に唐に行ったお坊さんの一人

すなわち当時のシンクタンクのスーパーエリート。

最澄の一番弟子。

う~む...開創の年も825年...これは由緒正しい名刹ですな

「北向」であることよりも、その成り立ちのほうに興奮を覚えてしまう()

なお、北向きは文字通り堂が北向きに建つことに由来するのですが、

北向は北斗七星との関係性を踏まえている様子。

以前話題にした北斗神社もしかり、仏教の中に北斗七星は重要な位置を占めております。

北向観音は北向きでかの有名な皆様ご存じ善光寺は南向き、

対となっており、北向観音は現世、善光寺は来世の御利益をもたらしてくださるとの事。

なるほど...これは善光寺もいかなくては。

国譲りの神話のころから特別な位置にある信濃の国

様々な文化や宗教が長野には残り育てられております。

ちょっと足を延ばしてそんな文化に触れるのも一興かな

皆様来月はいよいよ年末(早いですねぇ)

大晦日と初詣という日本独特の文化...というかイベント?も

近づいております。

今年の大晦日と初詣、そのお参りをする寺社仏閣

ちょっとその成り立ちを調べてみると思わぬ成り立ちや背景に触れることになるかも

今回のブログは最近出不精になっている兵藤がお送りいたしました。

寺社仏閣周りでもしてみようかしら...。

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